さて、この記事を読んで下さっている方に質問です。
あながた3DCGを始めたいと思ったきっかけはなんですか?
最近ではフルCGアニメの映画もありますし、
ゲームの美しいオープニングに心動かされた人もきっと居ると思います。
3DCGを目にする機会が増え、自分もやってみたいと思った人も多いのではないでしょうか。
そして、そのきっかけとなった3DCGの多くが、動いていたと思います。
ですので、CGをやったら、静止画だけではなくて動かしてみたい、
動画を作ってみたいと思うのは、自然な流れでしょう。
そう言うわけで、今回から動画アニメーションの基礎を解説していきたいと思います。
自分の作ったものが生き生きと動き出すのは、静止画にはない喜びがあります。
しかし、その分手間もかかりますので、頑張って製作していきましょう。
まずは、Shadeでアニメーションを作るためのウインドウを開いてみましょう。
「表示」から「モーション」を選んでクリックして下さい。
モーションウインドウが開きます。

【モーションウインドウの開き方】
アニメーションは、ノートの端に描くパラパラ漫画と同じで、
沢山の静止画をつなげる事により、動いて見えます。
つまり、Shadeでは、モーションウインドウの上の目盛り一つ一つに静止画をレンダリングし、
つなげることでアニメーションを作る事になります。
ここで、モーションウインドウを見て下さい。
左から右に向かって時間が流れていくので、どの時間にどんなポーズを取らせるか、
モーションウインドウを使って設定していくことになります。
「シーケンス」という所をチェックすることで、モーションの設定をしていくことが出来ます。

【モーションウインドウ】
次に、シーケンスのとなりの▼をクリックして下さい。
ここで、アニメーションの設定が出来るのですが、
まずみて欲しいのが「フレームレート」です。

【設定画面】
フレームレートとは、1秒間に何コマあるか、と言うことです。
ここでは、「30」になっていますので、30枚の静止画をレンダリングすることで
1秒分のアニメーションが作られると言うことになります。
モーションの設定をする前に、まず、このフレームレートの設定をしましょう。
最初に考慮すべきは、フレームレートの数値は幾つにすればよいか?と言う問題です。
これを解決するために、下記の二つの動画をご覧下さい。
どちらも、蝶が羽ばたく動画ですが、10秒の動画で5回羽ばたきます。
上の動画は、フレームレート30でレンダリングしたもの、
下の動画は、フレームレート10でレンダリングしたものです。
【動画1:フレームレート30】
【動画2:フレームレート10】
ご覧の通り、フレームレート30の方が、滑らかに動いているのが分かります。
Shadeでアニメーションを作るなら、フレームレートは30は欲しいところです。
しかし、フレームレートは、レンダリング時間にダイレクトに結びつきます。
仮に、一こまレンダリングするのに、一分かかったとすると、
フレームレート30のアニメーションを1秒作るのに、
単純に考えて30分は10秒なら5時間かかる計算になります。
フレームレートが3分の1なら、レンダリング時間も約3分の1になると考えられます。
※実際は、色んな要素が絡み合うので、きっちり3分の1という訳ではありません
レンダリング時間があまりに長いと、それだけでストレスになってしまいます。
このShade使い方講座では、あくまで楽しく身につけることを優先させたいと思います。
ですので、ここでは、思い切ってフレームレートを15~20くらいに落として、
レンダリング時間を短縮し、効率良くアニメーションの基礎を身につけてましょう。
ちなみに、フレームレートを6くらいに落とすと、クレイアニメ調の動きになります。
時と場合によっては、こうした表現方法もアリだと思います。
フレームレートを決めたら、後はアニメーションの長さを決めますが、
この辺りは後で変更することになっても、さほど困りません。
ここでは、「フレーム数が300になっていますから10秒」と言うことになります。
ここまで、設定が出来たら、ジョイントを仕込んだモデルに、
どのコマでどんなポーズを取らせるか、と言う設定をして来ます。
では、次回から、早速アニメーション作りに入っていきましょう。
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