芋虫を動かす(ボールジョイント)

芋虫を動かす(ボールジョイント)

前回の記事(ボーンを入れる)では、芋虫にボールジョイントを入れ、ボーンを仕込みました。
今回は、この芋虫を、もぞもぞと動かしていきます。


shadeでキャラクターなどのアニメーションを作る場合、
今回の内容が基礎になってくると思いますので、しっかり覚えてください。

今回の記事が理解できたら、二足歩行のキャラクターアニメーションなどにも
応用が出来ますので頑張りましょう。


アニメーションの最初のコマの設定

まず、芋虫が初期状態のポーズになっていることを確認してください。
なっていない場合は、「全てのジョイントをリセット」して下さい。


では、シーケンスモードにして、設定していきましょう。

モーションウインドウ」の「シーケンス」にチェックが入っていることを確認したら、
一番最初のフレームにキーポイントを作ります。

一番上のボールジョイントを選択し、「」のボタンを押します。
これで、キーポイントが出来ました。


ボールジョイント1」に含まれる全てのボールジョイントに
ポイントが打たれたことを確認して下さい。


最初のフレームにキーポイントを作成


これで、アニメーションが始まる一番最初のコマは、
芋虫が初期状態の伸びきったポーズで始まるように設定されました。


ポーズの設定(その1)

次は、芋虫が縮んだポーズを設定しましょう。
今回は、イメージ優先で、尺取り虫のような動きを付けたいと思います。


20フレーム位にを進めましょう。
※フレームレートが20位で作業している場合は、15くらいが良いかもしれません

この状態で、「ボールジョイント4」を選択して下さい。


20フレーム、ボールジョイント4を選択


では、芋虫にポーズを付けましょう。

ボールジョイント4」が選択された状態のまま、
Move」から「ボールジョイント1」を選んでください。


ブラウザを見ていただければ分かると思いますが、
ボールジョイントの一番上の階層にあるボールジョイントです。

これで、ボールジョイント群が連動して動きます。



ポージング


正面図で、左にドラッグして下さい。芋虫が動くのが分かります。
尺取り虫のようなポーズが取れたらドラッグを止めて、ポージングの完了です。


上手く制御できない場合

さて、先ほどの方法を使えば、直感的にポーズを付けることが出来ますが、
上手く制御できない場合もあります。

その時は、ジョイントを連動して動かさないで、
一つ一つ動かしてポージングをすると良いでしょう。


例えば、ボールジョイント3だけを動かしたい場合は、
ボールジョイント3」を選択した状態で「move」から「ボールジョイント3」を選びます。

こうすることで、他のジョイントは動かず、ボールジョイント3だけが動きます。


ボールジョイント3のみが動く


他のボールジョイントも同様の方法で、
単独で動かすことも出来ますので、上手く使い分けて下さい。


ポイントを打つ

ポージングが完成したら、このフレームで
このポーズを取らせるために、ポイントを打ちましょう。


全てのボールジョイントにポイントが打たれるよう、
一番上の階層の「ボールジョイント1」を選択状態にし、「」のボタンを押します。


ボールジョイント1を選択し、ポイントを打つ

これで、下位階層のボールジョイントにもポイントが打たれました。


ポーズの設定(その2)

では、次のポーズを付けましょう。
伸びた状態→縮んだ状態と作ってきたので、次はまた伸びた状態です。


フレームは40くらい(フレームレート20位で制作している場合は30くらい)の所で、
初期状態のポーズになるように設定します。

初期状態のポーズは、0フレームの時と同じポーズなので、コピー+ペーストが使えます。


手順は、蝶々の時と同じです。
フレーム0の位置のポイントを選択し、フレーム40の位置にペーストしてやればOKです。
(コピー+ペーストは鍵のマークの中にあります)


フレーム0のポーズをコピーしフレーム40にペースト


あとは、この動きの繰り返しですから、蝶々の時と同様に「繰り返し」を設定しましょう。

0から40までの範囲を全て選択し、「繰り返し」に数値を入力するだけです。
8回くらいがよいでしょう。


繰り返しを設定


これで、尺取り虫のような動きは設定できました。


プレビューで確認

では、プレビューで動きを確認しましょう。
モソモソと動く芋虫が確認できたでしょうか。


プレビューで動きを確認


ここまでできたら、Shadeでアニメーションを作る基礎は、かなり身についていると思います。
基本は「ポーズを決める」「ポイントを打つ」という2点です。


次回の記事では、動くたびに成長しているかのように、
芋虫を大きくしていくアニメーションを設定します。お楽しみに。

>>45.芋虫を動かす(拡大縮小ジョイントを使う)の全文を読む

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