shadeでのアニメーション設定にも、随分慣れてきたことと思います。
これまでやってきた「ジョイント値を決める」「ポイントを打つ」という手順は、
他のジョイントを使うときでも同じです。
今回は「変形ジョイント」を使って、つぼみの花を開花させるモーションを設定したいと思います。
まずは、つぼみの形状を作りましょう。
今回も、リアリティよりも雰囲気重視です。
デフォルメしたチューリップのような形にしてみました。
細かい手順は省きます。
葉や茎には薄い緑を、つぼみには黄色を適応しておきましょう。

【つぼみの形状を作る】
次に、これをさらに編集して、開花後の花を作ります。
まずは、一つのパートにまとめて、ブラウザでパートごとコピーし、
同じ位置に同じ形状のものをもう一つ作ります。
それぞれ「つぼみ」「花」と名前を変えておきましょう。

【コピー+ペーストで形状を増やす】
では、つぼみを変形させて、花にします。
「つぼみ」パートはじゃまになるので非表示にしておきましょう。
ブラウザの右肩にある▼をクリックして、チェックボックス群を開いてください。
「つぼみ」パートの所にある目のマークを一度クリックすると、
目のマークが消え、形状が見えなくなります(レンダリングはされます)。
複雑な形状を制作するときなど、形状が一時的に邪魔になるような場合には、
こうして一時的に隠して作業能率を上げましょう。

【ブラウザで「つぼみ」を非表示にする】
あとは、ポイントを移動させたりして花のように形状を編集します。
色も変えておきましょう。葉や茎は濃いめの緑に、花は赤にします。

【花を作る】
もし、花を作るときにポイントを増やした場合は、
つぼみの方でもポイントを追加して、ポイント数、線形状の数を同じにしておきましょう。
※図は便宜的に「つぼみ」と「花」の位置をずらして表示しています

【ポイントを追加して、ラインの数を同じにする】
これで、つぼみと花の形状は完成しました。
この二つのパートを「変形」ジョイントを使って、変形させます。
[part]から「変形」を選択し、「変形」ジョイントパート作り、
そのパートの中に「つぼみ」「花」パートを入れてやればOKです。

【変形ジョイントパートの中に、つぼみパート・花パートを入れる】
これで準備はOK、と言いたいところですが、
変形ジョイントには少々クセがあるので、モーション設定の前に確認しておきましょう。
変形前の形状と変形後の形状が、必ず、線形状の数・方向が一致していなくてはいけません。
ブラウザで確認しておきましょう。
花を編集するときにラインの切り替えや、ポイントの追加をした場合は、
つぼみの方でもポイントを増やしたり、ラインの切り替えをし直したりして、修正しておいて下さい。
※図は分かりやすいように、「つぼみ」パートと「花」ハートを左右に並べて配置しています

【全ての線形状の方向と数をそろえる】
これで、やっと準備OKです。
では、開花するモーションを設定しましょう。
3秒くらいかけて、花が開くようにします。
手順は、今までと同じです。シーケンスモードにしてください。
フレーム0の位置でジョイント値「0」にしてポイントを打ちます。
ジョイント値が0と言うことは、変形前の形状、
つまりブラウザで上になっている「つぼみ」パートがレンダリングされます。
次に、フレーム90の位置で、ジョイント値を「1」にしてポイントを打ちます。
これで、変形後の形状、つまりブラウザで下になっている「花」パートがレンダリングされます。

【変形ジョイントのモーション設定】
これで完成です。試しにアニメーションレンダリングしてみました。
いかがでしょうか。
変形前と変形後の間の形状が補完され、徐々に変形していくのが分かります。
少々クセがあるのが難点ですが、便利なジョイントですから、
使いこなせるようになると作品制作の幅が広がると思います。
次回は、今までに作ったshadeファイルをインポートして、一本のアニメーションにする作業について解説します。p>
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