Shadeでのアニメーション制作も、前回までにほとんど完了しました。
今回はいよいよアニメーションレンダリングをしたいと思います。
長い道のりでしたが、完成したときの喜びは、
きっと静止画とはひと味違ったものだと思います。
まずは、静止画でレンダリングしてみましょう。
床に相当する長方形が小さくて、少々物足りない感じがします。
これを地平線の彼方まで大きくしてしまうと、飛んでもないレンダリング時間になることが予想されます。
ですから、閉じた線形状を隠して、閉じた線形状に落ちる影だけを背景に落とす設定をしましょう。
ブラウザのチェックボックス群を開いてください。
どのチェックボックスが、何の役割があるかは、マウスを置くとブラウザの下部に出てきます。
「シャドウキャッチャー」という項目はありますか?
確認してください。

【チェックボックスにシャドウキャッチャーがあるか確認】
もし、無い場合は、シャドウキャッチャーの項目を追加して下さい。
チェックボックス群にマウスを乗せて、右クリックして下さい。
出てきたポップアップを確認しましょう。
チェックが付いているものが、表示されているチェックボックスです。
シャドウキャッチャーにチェックを付けると、
チェックボックス群に「シャドウキャッチャー」の項目が追加されます。

【シャドウキャッチャーを項目に追加】
シャドウキャッチャーの項目が追加されましたか?
これで、床となる「閉じた線形状」のシャドウキャッチャーにチェックを入れると、
「閉じた線形状」に落ちる影が背景に落ちるようになります。
シャドウキャッチャーを使っていないレンダリング画像と比較してみてください。
その効果が分かると思います。

【シャドウキャッチャーを使用した画像】

【シャドウキャッチャーを使用していない画像】
あと、背景も多少手を加えておきましょう。
上空が青空になるように設定しました。

【背景の設定】
では、いよいよレンダリングしましょう。
まずは、ブラウザで、ルートパートを選択状態にしてください。
これで、すべての形状がレンダリングされます。
次に、モーションウインドウの▼をクリックして設定画面を開きましょう。
あらかじめ、設定を施しているはずですからあまり弄る必要はないのですが、
アニメーションの終了が当初予定していたの30秒より短くなってしまいましたので、
終了フレームの数値だけ変更しておきました。

【アニメーションの設定】
あとは「アニメーションレンダリング」のボタンを押せばOKです。

【アニメーションレンダリング開始ボタン】
アニメーションレンダリングのボタンを押すと、保存ファイル形式を聞かれます。
環境が許すなら、ファイルサイズがあまり大きくならず、画質もまずまずの「mov」をお勧めします。
ファイルサイズが大きくても良いのであればaviなどが良いでしょう。

【保存ファイル形式を選択】
movで保存を実行するとさらに圧縮率など聞かれますが、
慣れない内は初期設定のままでいいでしょう。
あとは、レンダリングが終わるのを待つだけです。
※このライティングの場合、シャドウキャッチャーでの影が不正になることが分かりました
回避策として、レイトレースの影ではなく、シャドウマップを使うことにしました

【影をシャドウマップに変更】
下記が完成したアニメーションです。
いかがでしょうか。これでアニメーションの完成です。
静止画とは、またひと味違った達成感があると思います。
Shadeはアニメーションには不向き、とよく言われますが、
このくらいのアニメーションなら慣れればさほど苦労することなく作れます。
あなたも、是非、楽しんでみてください。
次回は、Shadeで制作したアニメーションを「素材」として使用する方法をご紹介します。
次回がいよいよ最終講義です!
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