今回から、Shadeで動画を作るための設定を施していきます。
手間は掛かりますが、その分、出来上がったときの喜びもきっと大きいと思います。
ですので、動画作成初心者の方も、一緒に頑張りましょう。
では、前回作った蝶々のデータを開いてください。
まずは、モーションウインドウを開き、アニメーションの設定を確認してください。
ここではフレームレート30で10秒のアニメーションを作る設定になっていますが、
フレームレートを20くらいに落として練習したい場合は、
フレーム数を200、終了を199にしておいて下さい。
これで、フレームレートが30の場合は「0」から「299」の計300コマの静止画の集まりで、
10秒のアニメーションを作ることになります。
※フレームレート20の場合は0~199の計200コマになります
設定を確認したら、「シーケンス」にチェックを入れて下さい。
これで、モーションを設定することが出来ます。

【シーケンスにチェック】
これからは、モーションの設定をするときは「シーケンスモード」に、
途中で形状を編集したくなった場合は「静止画モード」にするように、注意して下さい。
シーケンスモードと静止画モードの切り替えは、コントロールバーのカメラのマークでも
できますし、モーションウインドウの「シーケンス」のチェックでも可能です。
それでは、動きを付けていきましょう。
この蝶々には、1秒間に2回ほど羽ばたいてもらいます。
まずは右の羽根から設定していきます。
下の部分に、作ったジョイントが並んでいます。
ここから「右回転」を選択する事で、右の羽根の動きを設定することが可能になりました。
下図のように左上に「右回転」という文字が出ているのを確認して下さい。

【0の位置にキーポイントを作る】
縦にラインがありますが、これは「今の時間」を示しています。
今、ラインは左端にありますから、アニメーションが始まる第一コマ目
(「0」のフレーム)を指していることになります。
それでは、この始まりのコマのポーズを設定してやります。
上段にある「+」のマークをクリックして下さい。
クリックすると、赤い印が作られましたが、これが「キーポイント」です。
このコマでは、このジョイント値ですよ、と言う印です。
次に、羽根のポーズを決めましょう。
まず、羽根が開ききったポーズになるように、キーポイントを真下にドラッグします。
このジョイント値が限界値になるように、スライダ左の小さな三角をドラッグしておくと無難です。

【0のフレームにモーション設定】
次は、再び羽根が開ききるコマにキーポイントを作ります。
数値は「15」くらいにしておきます。(フレームレート20なら10くらい)

【15のフレームにキーポイントを作る】
一番上の▼を右にドラッグして「15」の位置に来たら、先ほどと同様に「+」をクリックです。
このコマでは「0」のコマと同じポーズで良いので、ジョイント位置はそのままでOKです。
次に、「0」と「15」の中間付近に、今度は羽根を閉じたポーズを設定しましょう。
だいたい「8」くらいになるように、一番上の▼を戻して、
「+」ボタンでキーポイントを作ります。

【中間付近にキーポイントを作りポージング】
出来たポイントを、上にドラッグして、
蝶の羽根が閉じたようなポーズになるよう、調整して下さい。
最後に、先ほどと同様、限界値を決めておくと良いでしょう。
あとは、この動きの繰り返しを設定すればOKです。
ドラッグして三つのキーポイントを選択します。

【3つのキーポイントを選択】
これで、下の図の色の付いた範囲が選択された状態になります。
この選択された部分が繰り返しなので、「繰り返し」の数値を「20」にしてやれば、
同じ動きを20回繰り返すように、ポイントが自動生成されます。

【選択範囲を20回繰り返す】
これで、右側の羽根の設定は終わりです。
次の作業の準備のため、一旦、一番上の▼を左端の「0」の位置まで戻して下さい。
今度は、左側の羽根の設定をしましょう。
左右同じように動けば良いので、右側の動きを左側の羽根にコピーします。
まずは、右回転のジョイントのポイントをドラッグで囲み、すべて選択状態にしましょう。

【右回転のポイントを全て選択状態に】
この時、時間を表す横軸が長すぎて、選択しづらい場合は、
「-」ボタンを押して横軸を短く表示させると良いでしょう。
この状態で、カギのマークをクリックすると、選択したポイントがコピーできます。

【選択ポイントをコピー】
あとは、ジョイント群から「左回転」を選択し、カギのマークから「貼り付け」を選べば、
ポイントが貼り付けられ、右側と同じ動きを、左側もするようになります。

【左回転に、ペースト】
最後に、簡単に動きの確認をしておきましょう。
モーションウインドウ左上付近に、ビデオのリモコンの再生マークのような
ボタンがあるのが分かると思いますが、このボタンを押せば、動きの確認が出来ます。
もちろん、ここでの確認は、まだプレビューですから、
実際にアニメーションレンダリングした時のような美しい動きではありません。
しかし、自分が作ったものが動くのが確認できると、モチベーションが上がりますね。

【動きの確認】
また、モーションウインドウ一番上の▼をゆっくりドラッグしても、
動きが確認できますので、試してみてください。
次回は、3DCGでの動画アニメーションの基礎を解説します。
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