奥行きの表現3

奥行きの表現3

前回「奥行きの表現2」ではShadeの機能を使い、ピンぼけの表現の仕方を紹介しました。
今回は、Photoshop(フォトショップ)を使って、ピンぼけを表現する方法をご紹介します。


まず、photoshopをお持ちの方は「フィルタ」の「ぼかし」の中に、
ぼかし(レンズ)」があるかどうか、確認してください。

私の記憶ではCSからの機能だと思います。あったら、次に進みましょう。


Photoshopを使ったぼかし

まず、Shadeのレンダリング画像を、Z値を保持した状態で保存してください。

保存の仕方は、既に解説してありますので、もう大丈夫だと思いますが、
忘れてしまった方は、以前の記事に戻って確認してください。

この画像をPhotoshopで開きます。
アルファチャンネル2にZ値の情報があるのを確認しておいて下さい。


では、いよいよ作業に入ります。
Phoshopの「ぼかし」の中にある「ぼかし(レンズ)」をクリックして下さい。


フィルタ>ぼかし>レンズぼかし


すると、下図のような画面が出ますので、プレビュー画面を見ながら、
左側の部分で調整してピンぼけを表現していきます。


レンズぼかし設定画面


Photoshopの「ぼかし(レンズ)」の使い方

一度に覚えるのは大変だと思いますので、使い方を説明していきます。


ここでは、ポイントを押さえて「それらしく見えるようにする方法」を説明します。
今回注目する必要がある項目は、赤く囲まれた部分です。


レンズぼかしの設定方法


まずは、「ソース」をZ値の情報がある「アルファチャンネル2」にしておきましょう。
そうでないと、ピントをあわせる事が出来なくなります。


次に、ピントを合わせていきましょう。

ぼかしの焦点距離」のスライダをゆっくり動かして、
狙ったところにピントが合うようにしましょう。


それから、「虹彩絞り」です。
簡単に言えば、ここで形状を「六角形」にすると、ハイライトのキラメキが六角形になります。

また、半径を大きくすると、ハイライトの六角形が大きくなり、ぼけ方も大きくなります。
好みの暈け具合、になるように調整しましょう。


後は、ハイライトのきらめきが綺麗に出るように、
スペキュラハイライト」のスライダを調整してやります。

私はギラギラした感じが好みなので、
白く飛びすぎない程度に、しきい値のスライダを上げる場合が多いです。


ここまで設定したらOKを押して完成です。


レンズぼかし実行後


いかがでしょうか。なかなか綺麗にピンぼけが表現できたと思います。


ピンぼけの表現は、お手持ちの環境に左右されるケースが多いと思います。

したがって、ご自身の環境や能率などを考慮して、
プラグイン、Shadeの「焦点」、photoshopによる処理と、手段を選択して下さい。


次回記事からは、Shadeでの動画のアニメーションの作り方を解説します。
さらに上級者用の使い方になりますが、頑張ってください^^

>>38.キーポイントの作成と設定の全文を読む

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