では、今回は回転体からコンバートした自由曲面を編集しながら、
もう少し自由曲面について理解を深めていきましょう。
今回は、下の図のような、喫茶店などでコーヒーフレッシュを入れるような、
小さな器を作っていきましょう。

【完成図】
上図は簡単な作品ですが、注ぎ口の部分だけがが特徴的な形をしているのが分りますね。
まずは、「開いた線形状」で、図のような断面図を書きましょう。
綺麗な器を3DCGで作成する際のポイントは、
始点・終点のハンドルを、キチンと真横に出してやる事です。
こうすることで、回転体にしたときに中心がなめらかになります。
ハンドルが斜めになっていると、
中心部分が突起になったり窪んだようになるので注意して下さい。
それから、接地部分も、水平にしましょう。

【開いた線形状で断面図】
軸を指定して、回転体にします。下図のような形になりましたか?
ならない場合は、軸の位置がずれていないか、断面図の形が適切か、確認しましょう。
意図した形になったら、下図のように自由曲面にコンバートしてください。

【軸を指定して回転体>自由曲面に】
ここで、少し復習です。出来上がった自由曲面を「切り替え」て下さい。
ブラウザと分割図を確認してください。円状の閉じた線形状が並んでいます。
この並び順は、断面図を描いた時のポイントの順と同じになっていることが分かります。

【ブラウザと自由曲面の関係】
さて、確認できたら、ここでもう一度切り替えて下さい。
縦方向の「開いた線形状」にします。
図の部分の開いた線形状をブラウザで選択後、
形状編集モードにして、ポイントを2つ追加してください。
このポイントは注ぎ口の根本になる部分ですね。

【縦方向の線形状にポイントの追加】
次は、また切り替えて図の部分の閉じた線形状を選択し、ポイントを二つ追加します。
ポイントを追加すると、公差方向の「開いた線形状」も増えるのが良く分かりますね。

【円周方向の線形状にポイントの追加】
もう一度切り替えて、縦方向の図の部分の開いた線形状を編集していきます。
ボックス選択などで、注ぎ口のポイントを二つ選択し、
マニピュレーターで回転・移動させて、注ぎ口を作ります。
必要があれば、ハンドルの長さや角度も微調整しましょう。

【注ぎ口を作る】
いかがでしょうか。
Shadeにおいての自由曲面の扱い方がだんだん分かってきたのではないでしょうか?
次回の講義では、練習用として、カーテン形状のものと、四角柱・円柱の場合での編集方法を解説します。
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