今回は、角砂糖やキャンディーを入れたくなるような、
可愛いガラスの器を作りながら、透明体の表面材質設定のコツを覚えます。
まずは、下記のような器本体を作りましょう。

【回転体の器】
もう、shadeの扱いにも慣れて来て、手順の説明の必要はないかもしれませんが、
開いた線形状で断面を描き、回転体を作ります。
では、材質の設定をしていきましょう。総合パレットの「表面材質」を開いて下さい。
透明なガラスの器にしたいので、まずは他の設定は触らないで、
「透明」のスライダをいっぱいまで上げましょう。
すると、テストレンダリングを見てみるまでもなく、
プレビューが真っ白になってしまったのが分かります。

【透明を上げる】
では、透明にするにはどうすればよいかと言うと、
鏡面材質の時と同様、拡散反射を下げてやればよいのです。
今回はいっぱいまで下げてしまいましょう。

【透明と拡散反射を下げる】
今度は光沢が見えるだけで、完全な透明になりましたね。
では、ここでテストレンダリングしてみましょう。
透明も、向こう側が透けて見えないと、
それらしい感じがしませんから、背景を設定しておきます。
設定方法は鏡面材質の時と同様、サンプルの背景をShadeExplorerから読み込みましょう。

【テストレンダリング1】
このままでは、どこに器があるのか分からない状態です。
もっとガラスらしく見せるためには、「屈折」の値を上げてやります。
インターネットで「屈折率」を検索すると、いろいろな物質の屈折率が分かります。
それを参考に値を決めても良いのですが、それらしく見える程度で良いなら、
私の経験上1.5以上でガラスらしく見えます。

【テストレンダリング2屈折・反射を設定】
あとは、ガラスも周りの景色が少し映り込んでいたりしますので、反射も少し上げておきましょう。

【テストレンダリング3色味・光沢調整】
ずいぶんガラスらしくなりました。
後は好みで色味を加えたり、光沢を調整したりすれば完成です。
上記まででご説明したのは、最低限ガラスらしく見える設定です。
もっとリアルを追求するならば「フレネル」や「コースティクス」と言った
設定も必要になってきますが、今回は割愛します。
もう少し3DCGに慣れて来て、必要を感じたときに身につけていくと良いでしょう。
難しいことは後で少しずつ覚えていけばよいので、
初心者さんは、はとにかく「楽しく作品を作れるようになる」事を目標にして、
shadeの基礎的な操作方法を身につけましょう。
次回からは、今まで作成した形状を用いて、shadeでの作品制作の手順を覚えていきましょう。
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