マスターサーフェイスを使う

マスターサーフェイスを使う

前回のShadeの解説記事では、カップに模様付きの材質を設定しました。
今回は、同じ材質を、ソーサーやポットにも施して、よりティーセットらしくしましょう。

全く同じ材質を複数の形状に適用する時、便利な機能がマスターサーフェイスです。
今回は、マスターサーフェイスの使い方を覚えましょう。


マスターサーフェイスの登録

まず、前回の記事で材質設定したカップ外側の自由曲面を選択状態にし、
表面材質ウインドウを見て下さい。

登録」ボタンがありますので、ここをクリックして下さい。
名前の入力画面が出てくると思いますが、ここに、分かりやすい材質の名前を入れましょう。


マスターサーフェイスの登録


OKを入れれば、この材質が「マスターサーフェイス」に登録されます


マスターサーフェイスの適用

では、今度はソーサー部分に同じ材質を適用しましょう。

ソーサーは、自由曲面にコンバートして、カップの時と同様の手順で表面と裏側にに分割します。
表面側の自由曲面に登録したマスターサーフェイスを適用します。


表面材質ウインドウの「使用」というボタンをクリックして、 先ほど登録した「ティーセット」という材質を選びます。

これで、カップ表面と同じ材質が、ソーサー表面にも適用されました。


マスターサーフェイスを適用


上手くいったかどうか、お皿のみ、レンダリングしてみましょう。


お皿、模様が逆


模様が中心に寄ってしまいました。
模様は縁の方に付けたいので、修正します。


ラインの流れの修正

前回は上下を入れ替えるボタンをチェックで解決しましたが、
今回これを使うと、カップの方の模様が上下逆になってしまいます。


これは、カップとお皿のラインの流れが逆になっていることが原因です。


ラインの流れの解説図


では、ラインの流れをそろえてやりましょう。


ますは自由曲面が「閉じた線形状」ではなく、
4本の「開いた線形状」で構成されるように切り替えてください。


それから、Modifyの「逆転」を適用してやります。


逆転


これでラインの流れが、カップと同じ、中心から外に向かうようになりました。


逆転適用後のラインの流れ


これで、お皿も縁側に模様が来ました。


マッピング完了後テクスチャ表示


ティーポット本体にも同じように模様付きの材質を適用しましょう。


もう一組のカップとソーサーはリンク形状なので、
材質もリンク元と同じ物が適用されますので、こちらは設定の必要はありません。

これで、もし模様を変えたくなった場合、マスターサーフェイスのイメージを差し替えてやれば、
適用されている物がすべて同じように差し替えられます。


幾つも設定し直す必要が無く、便利な機能ですので、是非覚えておきましょう。


次回は、作品を仕上げるための最終的なレンダリングの下準備として、ここではカメラとライトの設定を行ってみましょう。

>>29.レンダリングの準備をするの全文を読む

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