さて、前回までに一枚の作品に仕上げるためのカメラとライトを設定しました。
今回の記事では、shadeのレンダリングの種類を覚えながら、
レンダリングの設定を詰めていきます。
まずは、イメージウインドウを開いて下さい。
左端の▼をクリックすると、レンダリングの設定が出来ますので、開いて下さい。

【レンダリング設定画面】
一番始めに、お皿などがカクカクしているのを修正します。
お皿がカクカクしてしまっているのは、現在、初期設定ですので、
面の分割が「普通」になっていて、分割が足りないことが原因です。
下図は分割の様子が分かり易くなるように、透視図のシェーディング表示の設定を変えた図です。
ポイント間が4分割しかされていないので、
ポイントとポイントの間隔が広い部分は、カクカクしているのが目立っています。

【フラットシェーディング】
そこで、もう少し細かく分割してあげるのですが、その場合は、レンダリングの
「面の分割」を「細かい」にしてやると、全体的に分割数が増え、より滑らかになります。
しかし、今回は天板など今のままの分割で十分な部分もありますので、
「面の分割」は「普通」のままにして、分割が足りない部分だけを補うことにします。
やり方としては、ブラウザで、分割が足りない形状にだけ、
半角で名前の先頭に「<」を付けてやると分割数が増えます。

【<で分割数を調整】
レンダリングしてみて、それでも足りない場合は、
もう一つ付けるとさらに滑らかになります。
逆に、分割数を減らしても良いときは「>」、
分割しなくても良い形状の場合は「@」を付けます。
次は、レンダリング手法を決めていきます。
shadeのレンダリング手法の種類としては、下記の種類が有ります。
- ドラフトレイトレーシング
- レイトレーシング
- パストレーシング
- トゥーンレンダラ
- CALLISTO
- ワイヤーフレーム
CALLISTOはグレードによっては使えない手法ですから、今回は説明を割愛します。
また、トゥーンレンダラ、ワイヤーフレームも、イラストとして面白い表現方法が出来ますが、
今回は、リアル寄りの絵を目指すので、使いません。
残る「ドラフトレイトレーシング」「レイトレーシング」「パストレーシング」から
適切なレンダリング方法を選んでいくこととします。
まずドラフトレイトレーシングですが、非常に短時間で計算してくれるので、
アニメーションなどには良いのですが、下図のように反射や屈折が表現されません。
したがって、今回の絵には不向きです。

【ドラフトレイトレーシングによるレンダリング】
次に、レイトレーシングとパストレーシングです。
下図は、レイトレーシングによるレンダリング画像です。
ポットに他のオブジェが映り込み、ガラスの表現も綺麗です。

【レイトレーシングによるレンダリング】
レイトレーシングで最終レンダリングまで持って行くのも良いでしょう。
ですが、今回はパストレーシングを使って、最終レンダリングをしたいと思います。
パストレーシングの利点はいくつかあるのですが、分かりやすい利点の一つに、
「影のエッジ」を暈かすことが出来る、と言う点が挙げられます。
つまり、絵に柔らかさを演出することが出来るのですが、
この時、無限遠光源のメインライトの影に「ソフトネス」を少し上げてやると良いでしょう。

【パストレーシングによるレンダリング】
では、レンダリング手法を「パストレーシング」に設定しましょう。
レンダリング設定画面の「手法」をクリックで選択できます。

【レンダリング手法選択】
シーンや用途に応じてレンダリング手法を使い分けましょう。
次回以降の記事で、さらにレンダリングの細かい設定をしていきます。
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