前回に引き続き、レンダリングの設定をしていきます。
イメージウインドウのレンダリング設定画面を開いてください。
まずは、「基本設定」を確認しましょう。
今回は「パストレーシング」を使ったので、
「アンチエリアシング」の設定の必要はなくなっています。(グレーで表示されています)
レイトレーシング等を使うときは、ここをチェックしておくと、
エッジのシャギーが目立たなく綺麗な仕上がりになります。
テストでレンダリングするときなどはこのチェックを外しておくと、
レンダリング時間の節約になります。

【レンダリング基本設定】
「背景を描画」
これは現在背景を設定していないので真っ黒になっていますが、
背景を設定したとき、背景を描画するかしないかを設定できます。背景部分は後で合成する、と言う場合は、ここのチェックを外しておくと良いでしょう。
今回、背景は写真と合成してみたいと思いますので、ここのチェックは外してください。
「背景を反映」
これは表面材質に「反射」を設定していた場合、背景を映り込ませるかどうか、
透明体の向こう側に背景画像が見えるかどうか、と言う設定をします。また、背景を光源として使う場合もここにチェックを入れておいて下さい。
今回は、チェックを入れておいてください。
「影を描画」
これは影を描画するかどうかを設定します。
影の種類は「レイトレーシング」と「シャドウマップ」が選択できますが、
今回は設定が簡単で綺麗な「レイトレーシング」を使います。
次に、イメージを設定しましょう。
まずはレンダリングサイズを設定します。
「幅」「高さ」など、直接数値入力することも出来ます。
今回はプリセットから選びましょう。
webなどで作品を見てもらうなら640x480位は欲しいところです。
「カスタム設定▼」をクリックし640x480を選んでください。

【レンダリングイメージサイズ設定】
さらに、ここで合成用の背景を設定します。
レンダリングサイズと同じ大きさの、合成用の画像を用意してください。
ここでは、写真を画像編集ソフトで暈かした物を用意しました。

【合成用の写真】
これを、「バックドロップ」の画像として読み込みます。
「イメージ編集▼」をクリックか、四角の枠内で右クリックで画像を読み込むことが出来ます。
画像の読み込みが完了したら、「バックドロップ」にチェックを入れるのを忘れないで下さい。

【バックドロップの設定】
次は、「大域照明」を設定しましょう。
次回の記事で設定する背景が光源の役割も果たし、
光が回り込み、柔らかい絵が得られることが期待できます。
今回は「パストレース」を選んでください。
大域照明のパストレースはレンダリング画像にノイズが発生することがあります。
これを軽減するために、「ノイズ減少」のスライダは上げておきます。
また、「イラデアンスキャッシュ」にチェックを入れると、
レンダリング時間が短縮される上に、ノイズも目立たなくなります。
「イラデアンスキャッシュ」というのは、かなり大雑把に言えば、
計算を端折る事になりますので、その分、絵が平坦な印象になります。
それを押さえるためには、「キャッシュトレランス」の値を下げてやることですが、
値を下げればノイズが増える上に、レンダリング時間も長くなります。キャッシュの品質を上げてやれば、キャッシュトレランスの値が低いために、
発生するノイズは低減しますが、やはりレンダリング時間が犠牲になります。
時間と画質のバランスを考えて、適切な値を見つけてください。
今回は、下の画像のような値にしてあります。

【大域照明の設定】
あとは、今回は初期設定のままで良いでしょう。
shadeはレンダリング時間が長い、と言われてきましたが、
最近のバージョンではそれもずいぶん改善されました。
レンダリング時間の短縮は作品制作の効率アップにつながります。
沢山作品を作って、技術を磨いて下さい。
次回は、背景を設定する方法を解説します。
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