今回は背景を設定します。
背景は、表面材質に「反射」を設定した形状に映り込ませるだけでなく、
背景を光源として使用することで光の回り込みを演出し、柔らかい絵を作る事が期待できます。
まず、総合パレットの背景設定ウインドウを開いてください。
もし、背景に使えるような画像が手元にあるのなら、それを読み込むのも一つの手です。
下の画像は、景観作成ソフトで制作した背景用の画像です。

【背景画像の例】
背景を光源として使用し、かつ画像を背景に使うのであれば、最低限として、
空に相当する明るい部分と、地面(ここでは海)に相当する暗い部分で構成された
360度分の情報が必要です。
画像を背景として使う場合は、「無し▼」をクリックし「イメージ」を選択、
四角い枠内を右クリックで画像を読み込みます。

【画像を背景に設定】
領域は「全体」、投影は「球」を選択してください。
適切な画像がない場合は、shadeで簡単な背景を設定しましょう。
まずは、上半球と下半球の色を設定します。
表面材質の色を設定するときと同様、四角い部分をクリックすると色を設定できます。
背景の色は明るい色ならば光り、暗い色ならば光らない、と考えて良いでしょう。
晴天という設定なので、上の空の部分から光が降り注ぎ、
下の地面から入る光は少ないと考えられますので、
単純に上半球基本色は白、下半球基本色は黒にしてしまいましょう。

【上半球・下半球の色を設定】
「すべてを表示」をチェックすると、設定中の背景が
枠内にリアルタイムに表示されますので、分かりやすいと思います。
このままでもそれなりの効果は得られるのですが、もう一手間かけましょう。
晴天の空気感と地面からの照り返しを演出するために、
「1」の「無し▼」をクリックし、「霧」を選択してください。
全体に白っぽくなったと思います。
次に、霧の色を変更しましょう。
晴天の空気感を出すために水色にしてください。
この状態で、「領域」は「全体」に、「投影」は「球」を選択して下さい。
さらに一番上のスライダを調節してやると霧の濃度が調整できます。
これを調節して、地平線に当たる部分から水色が広がっていくように設定して下さい。

【霧の設定】
照り返し等の設定は、これでOKです。
次に、反射を設定した材質を美しく見せるため、雲を設定します。
「1▼」の部分をクリックして「新規作成」を選択して下さい。
これで新しいレイヤーが作成されます。

【背景新規レイヤー】
「無し▼」をクリックして、「雲」を選択して下さい。
領域は、今回は空の部分だけでよいと思われるので「上半球」にしましょう。
投影は「球」にしました。
「サイズ」というスライダを調節して、
雲の大きさを少し小さめにすると、綺麗な映り込みが期待できます。

【雲設定】
これで、光源として使用する背景の完成です。
次回は、いよいよレンダリングです。
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